学科の目標
教育目標
国際的言語として主要な位置を占めてきた中国語は、新世紀を迎え多様化する国際化時代においても、きわめて重要な言語として存在し続けています。中国学科はこの点を重視し、昭和21(1946)年開学の小倉市立小倉外事専門学校時代から、今日までの歴史と伝統を継承しつつ、新時代にふさわしい大学教育を目指して語学力の修得、及び言語?文化の教育研究を行っています。中国語の実践的運用能力を専門分野の基礎とし、徹底した語学教育を行い、専門分野においては課題探求能力の育成を重視し、優れた語学力を基礎に豊かな人間性と国際性を持ち、国内各界及び諸外国において活躍できる人材の養成を目標としています。日本と中国は一衣帯水の位置にあり、これまで歴史的、地理的に深い関わりを持ってきました。中国が改革開放の時代を迎え、かつてないスピードで大きく変貌しつつある現在、貿易や人的往来等の様々な分野において、両国関係は一層緊密化し、相互交流もこれまでになく拡大しています。北九州市は歴史的に中国との交流の窓口としての役割を担ってきました。中国及び中国語圏の理解を深めることは、隣人としてますます重要となっており、相互理解を通じて国際理解を深めることにもなります。このような認識から、中国学科は中国語を高度に運用できる能力を養い、中国及び中国語圏の国?地域の専門的かつ総合的な文化理解を身につけ、豊かな国際感覚を持つ人材を育成します。