教員紹介

教授

大澤 津OSAWA, Shin

専門分野

現代政治理論

研究関心

分配的正義論。特に、以下の分野。

  1. 労働?福祉政策の公正性
  2. グローバルな正義
  3. (所得移転および貯蓄に関わる)世代間正義
  4. 政治理論の方法論(特に構成主義)

連絡先

研究室 : 2-522
E-mail : sosawa(@kitakyu-u.ac.jpをつけてください。)

担当科目

  • 政策構想論
  • 現代政治思想
  • 政治文化論
  • 政策入門演習Ⅰ?Ⅱ
  • 演習Ⅰ~Ⅳ
  • 政治思想史第二特殊講義IB(大学院)

学歴

  • University College London, Department of Political Science. (Ph.D. in Political Science, University of London, May 2010)
  • University of Essex, Department of Government. (MA in Political Theory, University of Essex, November 2005)
  • 慶應義塾大学法学部政治学科(2002年3月卒業)

経歴

  • 慶應義塾大学大学院法学研究科 特任助教(2011年4月-2013年3月)
  • 北九州市立大学法学部政策科学科 専任講師(2013年4月-2014年3月)
  • 北九州市立大学法学部政策科学科 准教授(2014年4月-現在)

所属学会

  • 政治思想学会
  • 日本法哲学会
  • 日本政治学会
  • 日本イギリス哲学会
  • 慶應法学会

主要業績

論文

  • 共著『現代企業法概説シリーズ5 手形法?小切手法』(中央経済社,2000年5月)
  • 共著『手形法?小切手法』(青林書院,1996年6月)
  • 共著『手形法?小切手法』(中央経済社,1996年4月)
  • 共著『手形法?小切手法』(法律文化社,1993年5月)

共著

  • 『政策と規範』佐野亘, 松元雅和, 大澤津(担当範囲:5章「分配的正義」、7章「規範の役割」、10章「理想と現実の距離」、12章「政策実施者と規範」)ミネルヴァ書房(2021年5月)
  • 『法思想の水脈』(森村進 編)(担当範囲:13講「正義論の展開:『善き生』をめぐる多様な信念との関係」)法律文化社(2016年4月)
  • 『逆光の政治哲学:不正義から問い返す』(姜尚中?齋藤純一 編)(担当範囲:講義11「正義論の不正義:フェミニズムから見た労働の社会規範」)法律文化社(2016年4月)
  • 『政治思想の知恵:マキャベリからサンデルまで』(仲正昌樹 編)(担当範囲:第11章 「ロールズ:社会協働と正義の原理」)法律文化社(2013年2月)

翻訳

  • 『「正しい政策」がないならどうすべきか:政策のための哲学』 (ジョナサン?ウルフ著)(共訳, 範囲:日本語版序文、1、6、7、8、9章)勁草書房(2016年10月)
  • 『政治理論入門―方法とアプローチ』(デイヴィッド?レオポルド/マーク?スティアーズ 編著)(共訳, 範囲:第3章「政治理論、社会科学、そして現実政治」)慶應義塾大学出版会(2011年7月)

報告

  • 「規範理論の規範的岐路:パンデミックとポスト?ロールジアン?コンセンサス」第28回(2021年度)政治思想学会研究大会【ウェブ開催】(2021年5月22日)
  • 「政治において真実と虚偽の居場所はどこにあるべきか―規範理論からの考察」27回(2020年度)政治思想学会研究大会【ウェブ開催】 (2020年5月23日)
  • ‘Democratic Citizens, Technological Development, and Employment’ Workshop on Political Philosophy and the Future of Capitalism (2019年6月17日)
  • ‘Political Realism and the Investigation of Legitimacy as a Normative Concept: How Can It Be Distinct from the Moralist Approach?’ MANCEPT 14 Annual Conference 2017 (2017年9月13日)
  • ‘Making Workplaces Democratic to Revive Liberal Democratic Polity’ VIII Summer School in Political Philosophy & Public Policy (University of Minho, Portugal) (2017年7月14日)
  • 「原理?実践?政治―現代正義論と現実政治」日本政治学会?2014 年度研究大会 (2014年10月12日)
  • ‘Japanese Democracy and the Morality of Mutual Care’ Theorizing Democracy in East Asia: Perspectives from within the Region (National University of Singapore, Singapore)(2013年11月18日)
  • 「ロールズ正義論における正義の原理と『意味ある仕事』」2012年度?日本法哲学会?学術大会 (2012年11月10日)
  • ‘Egalitarian Justice for the Japanese Context: How Should We Argue for It?’ East Asian Perspectives on Politics Workshop VI, “De-Parochializing Political Theory(University of Victoria, Canada)(2012年8月4日)
  • ‘Workplace Democracy and Social Distribution’ Keio University CGCS International Conference, ‘Designing Governance for Civil Society’(Keio University, Japan)(2010年11月20日)
  • ‘Distributive justice and meaningful work: should liberal egalitarians address the issue of meaningful work?’ Workshops in Political Theory, Fourth Annual Conference(Manchester Metropolitan University, UK)(2007年9月5日)

その他

  • 「ロールズ:社会的分断の超克はいかにして可能か」(【知の巨人たち】)αシノドス (259) (2019年1月)
  • 「政治哲学者ロールズの新たな肖像」(田中将人著『ロールズの政治哲学』への書評)『政治思想研究』(政治思想学会編) (18) 356-357 (2018年5月)
  • 「学界展望:政治哲学」(蛭田圭氏との共著)『イギリス哲学研究』 (41),93-104.(2018年3月)
  • 「政治哲学の方法論を超えて見えるもの」(松元雅和著『応用政治哲学』への書評) 『社会と倫理』 (31),250-250.(2016年11月)
  • 「訳者解説:ジョナサン?ウルフの政治哲学から何を学ぶか」 『「正しい政策」がないならどうすべきか:政策のための哲学』 (ジョナサン?ウルフ著)所収,286-296.勁草書房 (2016年10月)
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